からだのある部分を軽く叩くことにより、全身のゆがみを整えるテクニックです。ある部分を軽く叩くことにより起こる微振動波が、骨を通じて全身に波及してゆがみを整えて行きます。
また、脳内の血流も増大させ、脳貧血にも効果があります。
部分的な痛みやしびれは、その部位だけが原因ではなくからだ全体のゆがみによる影響が考えられます。
局所的な湿布やほぐしなどで改善しない場合は全身のゆがみから整えてやる必要があります。
この調整により、痛み、しびれ、違和感の回復スピードが違います。
体幹、特に肋骨にねじれが出ている方が多くいます。肋骨は大切な肺や心臓を守っており、そのねじれ、ゆがみにより呼吸のバランスが崩れてしまいます。これにより呼吸が浅くなり、酸素の供給が低下して筋肉疲労の回復が悪くなってしまいます。
なかなか痛みの改善が得られない、短い期間は調子はいいがすぐもとの痛みに戻ってしまう。辛い痛み・しびれをできるだけ早く回復させたい。さらに改善後も体のいい状態を保つためには、呼吸バランスを整えることは最低限必要だといえます。
この骨盤調整法が当院の一番の特徴といってもいいでしょう。
この骨盤調整法は、私の長年の施術経験の中でも同じ方法で骨盤調整する施術家は、同門の先生を除いて、誰一人として出会ったことはありません。
横向きになり、骨盤の脇を軽く触れて振動を与えながら骨盤と背骨のゆがみを整えて行きます。微妙な股関節の角度と振動の加減により刺激を送ります。
9割以上の腰痛、坐骨神経痛、脚のしびれ、違和感はこれで楽になります。
当院で行う骨盤調整は基本的には弱い刺激によるものです。
施術を受けていて多くの方が、「えっ!?これだけ!?」と思われます。
骨盤は頭蓋骨と同じで、背骨や手足の関節とは異なり"買い物かご"のように立体的な構造になっていてその性質上、強い刺激では身体の抵抗を受けすぎてしまってかえって、反発してしまいます。その調整の刺激は14パターン、厳密に言えば50パターン以上を駆使します。
長年の経験で【その方にあったやり方】【その状態にあったやり方】で最善、最適の刺激を決定して施術していきます。
例えば…
「小指1本」の接触で、何をされているかわからないくらい"軽い"刺激で身体が反応する人
「手のひら」の接触で、一般の整体のような"普通"刺激で身体が反応する人
「腕と肘」の接触で、体重を乗せる"強めの"刺激で身体が反応する人
これは、【個人的な好みや、単なる満足感に全く関係なく、その人に適した刺激量で身体が反応するのです】ですから
「自分好みの心地良い刺激で受けていたが、その場限りで改善までに至らなかった」
「強い刺激施術を受けて痛めてしまった」
「ソフトな方法で安心だったが、結局は変化がなかった」
このような経験がある方は、"刺激"が的確ではなかった可能性が考えられます。
当院では細心の注意を払いながら集中して検査をし、あなたにピッタリと合った刺激量と、それを右から行なうか左から行なうかまでの判断もして行ないます。
この刺激量の決定は、針の穴に糸を通す繊細さと経験値が求められ、その刺激がかみ合うと痛みは一気に軽減されるのです。まさに、世界にも類を見ない骨盤調整法なのです。
実は、頭蓋骨と顔の骨は非常にゆがみやすく、大切な脳を守っている頭蓋骨がゆがむと、全身に悪影響を及ぼします。とくに頭痛、めまい、耳鳴り、首肩コリがある方には大きなゆがみがでていることが非常に多くあります。
更に首の微妙なゆがみは、頭痛、めまい、耳鳴り、首肩コリだけでなく、背中痛、腰痛、膝痛などの下肢への影響も非常に大きいのです。
つまり【頭蓋骨と頚椎】の調整なくしては身体の改善は望めないと言っても過言ではありません。
この調整方法は痛みなど全くなく安全に行います。更に短時間で調整しますので身体への負担もありません。
手、腕、脚、腰、背中など人間のからだは、肌から骨に至るまで何層かに分かれています。
その中でも上から順番に、
・皮膚の下にある真皮(しんぴ)
・筋肉を覆っている筋膜
・骨を覆っている骨膜
となっています。
この三つは【膠原繊維:こうげんせんい=コラーゲン】と呼ばれ、痛みを感じる神経センサーが数多く集中しています。
これらが何らかの原因で部分的に"酸欠状態"になると痛みを発します。
この部分に効果的にアプローチします。
原因不明のしびれや痛みなどはコラーゲンの異常の場合もあり、整体で「身体をほぐしてしびれ、痛みが楽になった」という場合、多くの原因がこれかと思われます。
日本古来より伝承されている整体技術には、筋肉や骨格の調整だけでなく、内臓の調整も確立され、あらゆる臓器を目的に応じて施術することができます。
整形外科や整骨院で電気や牽引、マッサージ、背骨の矯正もした、ストレッチや筋トレもした。それでも良くならない場合は、内蔵の調整をすることで一気に身体が楽になる可能性があります。
特に、慢性的な腰痛や治りにくい坐骨神経痛等の場合など、腎臓や膀胱の機能が低下している可能性があります。
これを東洋医学では、【腎虚(じんきょ)】といいます。
日本人にとても多い状態で、腰痛以外にも足腰衰弱、脱力感、生理不順、手足のほてりなどとしても現れます。
あらゆる"関節"のまわりには「関節包(かんせつほう)」と呼ばれる組織があります。膠原繊維同様、ここにも痛みを感じる神経センサーが数多く集中しています。
この関節を改善するには、「動かすこと」が重要なポイントとなります。
リハビリのように身体を動かしながら行う方法と、瞬間的に矯正する方法を使い分けます。
なお、関節を瞬間的に調整する方法は一部ポキポキ音がする場合がありますが、無理やり音をさせることが目的ではありません。目的とする関節に瞬間の刺激を与え脳に信号を送り、脳から「回復する指令」を引きださせるものです。
症状により背骨の矯正などを行うことがありますが、カウンセリングと状況判断をしっかりと行い、ご希望されない方には別の形で行いますのでご安心ください。
以上、「7つの見立て」から「7つのアプローチ」をして行きます。
よくある"ほぐす"や"もむ"といった行為は行いませんが、筋膜へのアプローチは一部"ほぐされている感覚"があります。
あらゆる身体の不調・変調に対処出来る施術法があります。
どんなお悩みもお気軽にご相談して下さい。遠慮は健康を遠ざけます。